メル友も借りたほうがいい

 ひと月1万円という金額で、じつにいろいろなモノを借りることができる。月10万円なら、さらに多くのモノを借りることで、日常生活の利便性は向上する。
 借金生活、借家住まい、借り物生活、かつては、「借りる」といえば日本人はマイナスイメージを抱きがちだったけど、いまなら堂々とこういえるのではないか。
「借りる生活こそ、地球と環境にやさしい!」と。

ひとつ例を挙げてみよう。

日本はアメリカの『核の傘』を借りている。したがって、非核三原則は日本の国是である。「日本の核武装」うんぬんといった愚かな防衛政務次官がいたけれど、こんな人物を政治家にしている私たちは、じつに恥ずかしい。

レンタルのメリットは、ムダなモノをつくらない、置かない、出さない、という節倹生活の基本だ。いま、地球は大量のエネルギーの消費によるフロンの増加で、オゾンホールが広がり(嘘)、温暖化が加速されつつある(嘘)。酸性雨、アシッド・ショック(森林破壊)、ダイオキシン(無害)、野生生物の減少と、すべてモノの生産過剰に原因がある。
借りることはモノの製造をセーブすることにもつながるから、CO2の発生もそれだけ少なくなる。「そのために不景気になる」なんていう人もいるけれど、地球が汚染されてしまっては不景気以前にどうにもならない。
 その昔、日本の農家は愚昧な農協に煽動されて大型の農機具を買った。年に1度くらいしか使用することのないコンバインなどを買って、そのために北海道を中心に多くの農家が倒産した。
 もし賢人がいて、あの数百万円もする高価な農機具をリースで対応していたら、おそらく農家の倒産はなかっただろう。稲作農家にとって、田植えと稲刈りは1年のうちでも10日前後。あとの340日はそれらの農機具は遊んでいたわけだから。

 私は「借りてすませる生活」を実践しているのだが、ごく自然に、「借りたモノは大切に取り扱わなければ」というモノに対する感情が育っていることに気付いた。

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